巨人2−0で日本一を奪回

最後の最後までクルーンに冷や冷やさせられたが、2−0で日ハムを降し、7年振りの日本一を手にした。松井秀喜が抜けてから始めて。ここにも松井の大きさが判ると言うもの。日ハムは13も残塁を記録した。どこかで一本出ていれば結果は逆になっただろう。日ハムを狂わせたのは第5戦の9回裏に、2本のホームランを喫して逆転サヨナラ負けしたこと。これで歯車が狂ったように思う。
優勝が決まり、巨人の選手が沸くなかで、阿部のほっとしたような顔が印象に残る。やっと終わった、疲れたと言う気持ちだったと思う。ピッチャーのリードに打撃に、崩れそうになるチームのリズムを一人踏ん張って支えた。MVPは当然。おめでとう、そしてお疲れ様と、彼の頑張りを称えたい。
もう一人、松本の働きも賞されて良い。俊足を生かして守備に攻撃に働いた。こういう脇役の存在は大きい。
来年は柱となる真のエースが出て来て欲しい。