前原国交相がまたどじを踏んだ

前原国交相は偽メール事件に懲りていないらしい。今回のゴリ押し事件が明るみに出た翌日か翌々日に、中曽根元首相が仲介しようとしたことが報じられていた。宮内庁に一ヶ月ルールを理由に二度断られても中国側は引き下がらず、あらゆるパイプを使って何とかしてくれと働きかけた。その一つが中曽根ラインだが、中曽根元首相も一ヶ月ルールで断られ、元首相からそのルールの説明を聞いて先方も引き下がったと言う。従って中国側が使ったパイプ全部が同じ返事をしていれば、ゴリ押しは起きなかったかも知れないと記されていた記憶がある。
この記事が出たのは早かったので、周知のことと気にもしなかったのに、前原国交相が今頃になって持ち出すとは呆れるしかない。偽メール事件と言い、情報の扱い方に問題があるように感じる。