太陽活動低下と超火山噴火の危険

今夜のテレビで恐ろしいことを語っていた。
二酸化炭素の増大による地球温暖化の対策が叫ばれている。その一方で太陽活動の周期性が乱れていることから、小氷期が来る惧れがあると言う。前の小氷期も太陽活動が衰えた時期で、テムズ川が凍結したらしい。もう一つ恐ろしいのは、近年M8を超える地震が頻発しているが、これが超火山の噴火に繋がると警告している学者がいることである。現に超火山の一つ、アメリカのイエロー・ストーン公園では、隆起と沈降が頻繁に観測されているそうだ。もし超火山が噴火したら世界中に大災害が及び、あらゆる生命体が絶滅の危険に晒されると言う。前回の超火山噴火では、人類は2000人まで減少したそうだ。この数字がどこから出たのかは知らないが、1億トンもの火山灰が地球を覆って太陽光を遮り、北京−北海道−ニューヨークの緯度まで氷に閉ざされ、赤道直下でも雪が降るそうで、そうなったら小惑星の衝突より遥かに大きな災害となるのは確かだろう。
地球温暖化が進むのか、小氷期に突入するのか、或いは壊滅的大災害に襲われるのか。文明は隆盛と衰退を繰り返しているらしいので、現文明も永遠の発展はあり得ず、いつかは終焉を迎えるのが自然の摂理なのかも知れない。