心覚えにメモ

湯築城跡を守る運動が始まった頃の行政の意識を物がたる話をメモしておく。これも柴田さんが話したこと。

市民運動の言うことを通したら、それは行政の負けだ。

行政は当時こんなことを言ったそうだ。何が正しいか、物事はどうあるべきかを論じる態度など微塵も無く、行政無謬に凝り固まっていた。そういう考えだから、守る会を行政に楯突く怪しからぬ奴らと敵視していたのである。
この姿勢は知事が交代した後、多くは180度変ったが、一部周回遅れの部署が残った。その部署は知事が守る会の活動に謝意を表したにも拘わらず、守る会を長く敵視し続けた。このようなことも湯築城の歴史であるが、そのような事実は隠蔽し、綺麗ごとで済まそうとする輩が多い。福島原発問題に対する東電の態度と根は同じだ。眞の改革のためには湯築城跡保存に纏わる事実を明確に残すことが重要と思う。