セリーナ・ウィリアムズが5回目の優勝

ウィンブルドン選手権もいよいよ大詰めで、昨日は女子決勝戦が行われ、セリーナ・ウィリアムズが優勝。5回目で、姉のビーナスと並んだ。姉妹合わせて10回も優勝とは凄いこと。
この試合、第一セットはセリーナがラドワンスカ(ポーランド)を圧倒し、6−1で取ったが、直後雨で約20分中断した。この中断で二人の調子ががらりと変ったのだから、勝負と言うものは恐ろしい。ラドワンスカは落ち着きを取り戻したのにセリーナはサーブもストロークも悪くなり、ラドワンスカのペースとなってしまった。結果第二セットはラドワンスカが取り、セットカウントは1−1のタイとなり、その調子は第三セットに持ち込まれた。だが何ゲーム目だったか、セリーナはサービス・エースを4本連続で決め、これを切っ掛けの立ち直り、以後再びラドワンスカを圧倒し、6−1、5−7、6−2とセットカウント2−1で復活優勝を果たした。この試合でサービスエースが100本を越え、大会新記録だそうだ。これも凄い。
セリーナは肺の病気で入院していたそうで、故障明けで二年振りの優勝。本当に嬉しそうだった。そのためか、ウィンブルドンの初戦、二戦目あたりはもたもたしていたように思う。次第に調子を上げ、順決勝戦が最高だったのではなかろうか。ダブルスもウイリアムズ姉妹のペアーが、こちらも5度目の優勝をしたらしい。おめでとう。