現地メディアが報じた日本−スペイン戦

現地メディアは、永井のスピードと日本チームが90分間プレッシャーを掛け続けたスタミナに驚いたことを率直に述べているようだ(ココ)。TVE(スペイン国営放送)は「グループリーグで1番難しい相手。スピードのあるチームでカウンターが脅威。前線から激しいプレッシャーをかけ続けることで、技術をカバーする運動量を持つフィジカルのチーム」と、日本チームを紹介していたそうだ。だが試合開始早々からフルスロットルでプレッシャーをかけ続ける日本の体力が90分間続くはずはなく、そのうち落ちるだろうと楽観視もしていたらしい。
ところが永井のスピードは一向に衰えず、TVEは「永井のスピードは危険。献身的な運動量でプレッシャーをかけチャンスを作り出し、スペインDFを悩ませ続けている」「五輪で活躍を続ければ、ドイツでプレイするチームメートに続いて、彼は欧州で新シーズンを迎える可能性が高い」と、賛辞を贈ったそうだ。またピッチで戦った選手たちも、日本選手が最後まで走り回ったことを称賛したと言う。
日程は厳しいので日本チームのスタミナがどこまで続くか判らないが、続く限り走るサッカーを見せて欲しいと願う。