白鵬9回目の全勝優勝

白鵬が復活し、9回目の全勝優勝を成し遂げた。立派。但し、マスコミが双葉山大鵬を越えたと持ち上げているが、ちょっと待てと言いたい。双葉山の時代は年二場所。今は年六場所。もう一人の大鵬の時代は柏戸というライバルが居た。白鵬は一人横綱の期間が長かった。このような環境や条件の違いを無視して、単に数字だけで越えたなどと軽々しく言うのはどうかと思う。マスゴミは数字だけで浮かれずに、きちんと背景まで見据えて、正しく評価すべきであろう。
もう一人の横綱日馬富士は情けなかった。かって初代貴乃花がクンロク大関と批判されたが、今の大関はクンロクどころか八勝七敗などざらで、大関の名が泣いている。その挙句に横綱が九勝六敗では大相撲の崩壊だ。横綱は三敗もしたら限界として引退したものだ。日馬富士は最高の調子でない時は大きく負けが混む癖がある。そのような力士を横綱にして大丈夫かと危ぶんでいたが、心配した通りの結果となった。それも今度で二度目だから救いようが無い。本来なら引退ものである。相撲協会よ、どうする。