レッドソックスが劇的な大逆転

昨日に続いてタイガースのピッチャーが冴え渡り、レッドソックスは7回まで1安打の0行進。バットが球にかすりもせず、強打のチームが完全に沈黙し、連続16インニング無得点。その間のヒットは第一試合9回の1本だけ。
所が投球数が100を超えたので8回に投手が変わった途端、レッドソックスの打線が爆発。1点を返しなお満塁。そこでタイガースは急いでクローザーを投入。最初のバッターを三振に仕留め、2アウト。次に登場したのは、かって土壇場でリベラからホームランを打ったこともあるオルティーズ。彼は第一球を痛打。レッドソックスブルペン目掛けて伸びて行く。タイガースのライト(だったと思う)が塀際でジャンプしたが、ボールはグラブの先端をかすめてジャンプした野手とともにブルペンに落下。絵に描いたような同点劇。
ここで上原が急遽投球練習を始め、9回の表に登板。準備の時間が短かったので心配したが、打者3人で終わらせる完璧なリリーフ。そしてその裏に1点を挙げてサヨナラ勝ち。上原に勝利投手が転がり込んだ。この2試合でレッドソックスらしく打ち捲ったのは今日の8回と9回だけ。あとは0行進。野球は投手次第であることを見せ付けた2日間だった。