明暗二つの報道

大きな明るいニュース。それは世界初となる人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜細胞の移植。これはおおきな一歩である。手術の結果が確認できるのは後少し先になるそうだが、順調に行けば一週間程で退院できるとのこと。本当に素晴らしい。大きな福音だ。
馬鹿なニュースは朝日新聞の木村社長が福島原発事故で90%が命令違反の撤退との誤報について謝罪会見を行ったこと。本件にしても慰安婦報道にしても、きちんと検証していれば誤報せずに済んだ筈。裏付けを取らず検証もしないのは朝日の体質ではないのか。歴史研究では一次史料に基づく検証が必須であることは常識。記事を書く際にも一次史料ならぬ一時資料に基づいて検証することが不可欠であろう。朝日新聞はこの大きな誤報のどちらもそれを怠っている。慰安婦問題では遥か昔に指摘されながら今日まで検証をしようとしなかった。あの報道を聞いた瞬間に大嘘と分かった人は多い筈だ。慰安婦に従軍を付けることなど有り得ないことで、こんな言葉遣いは甚だしく不正確で、当時を知らない者のでっち上げでしかない。だから聞いた瞬間にこれは捏造報道と思った。そんな素人でも分かることを何故今まで放置したのか、馬鹿と言うより傲慢としか言いようがない。朝日には「そこ退けそこ退け、朝日が通る」という思い上がりがあるのではないのか。こんな新聞社は一度潰すのが正解であろう。