道後公園の早咲き桜は椿寒桜か

一昨日の愛媛新聞松山城の椿寒桜が満開という記事があった(ココ)。それで椿寒桜を調べて見たら、道後公園の早咲き桜はこれらしいと気が付いた。
椿寒桜とは支那実桜(シナミザクラ)と寒緋桜(カンヒザクラ)の交雑種と考えられ、原木は愛媛県松山市の伊予豆比古命(いよずひこのみこと)神社にある。伊予豆比古命神社は別名を椿宮と言い、松山では椿さんの愛称で呼ばれている。椿寒桜の名はこの椿さんの椿と寒桜をくっつけたもので、椿の花とは関係無い。
椿寒桜の特徴は花が固まって咲き、花びらと雄蕊が内側に丸まっていることだと言う。3月8日に記した道後公園の早咲き桜はまさにその通りであり、椿寒桜と見て間違いないだろう。やれやれ、これですっきりした。