夏場所がはじまったが、駄目押しは無くなるか?

大相撲の夏場所が始まった。過去、白鵬のダメ押しは目に余るものがあり、厳重に注意されていたのに直らなかった。だが今場所から様子が変わるかも知れない。相撲教習所所長から審判部副部長に転じた友綱親方(元関脇魁輝)が非常に厳しい人で、国技館の廊下ですれ違った白鵬を呼び止めると、『なんだ、先場所のダメ押しは!』と一喝し、周囲に人がいても構わず説教を続け、『いいか、次の場所からはオレが土俵下で見ているからな』と睨みを利かせていたと言う。これには普段、傍若無人白鵬も平身低頭。顔を真っ青にして、『すいません、すいません』と繰り返していたらしい。
今後ダメ押しをした場合には反則負けとするか、出場停止処分とするべきだろう。先場所だったか、白鵬は勝負が決まった後、相手力士を投げ飛ばして土俵下の井筒審判部副部長(当時)の左足を骨折させた。もし観客に怪我でもさせたら大変なことになる。白鵬はダメ押しを再三注意されながら直そうとしなかったが、今場所も繰り返したら唯では済まないと覚悟すべきだろう。