伊方原発が発・送電開始

12日に再稼働した伊方原発3号機が、今日発・送電を開始した。これは将来悔やむことになりそうな気がする。
熊本・大分の地震以来、伊方原発そ再稼働に反対する人達の目は、南海地震より中央構造線に移って来た。熊本・大分の地震は熊本・大分地溝帯の断層帯が動いたものであり、その地震帯の直ぐ東が伊方原発の目の前の中央構造線であることの気が付いたのであろう。
中央構造線に気が付いたのは良いが、もしもこれが動いた場合、制御棒を投入する間が無いことに気が付いていない。伊方原発中央構造線との距離は僅か6km。こんなに近くてはp波とs波の到達時間差は0.4秒位しかない。この時間差が3秒か4秒あれば制御棒を投入できるが、伊方原発では震源中央構造線の場合には制御棒を入れる間が無い。
核分裂反応は止められないまま、地震原発のどこかに被害が生じたらどういう事態になるのか。原発の収束作業は可能なのか。考えるだけでも恐ろしい。更に阿蘇姶良カルデラが噴火したらどうなるのだろうか。原発は全部停めるべきである。