2006-07-25から1日間の記事一覧

暴れ川と言われていた小さな川の氾濫

東京の町田市から相模原市に向かうと、境川を渡って直ぐ相模台地に登る。その境川が二つの市の境界である。境川は普段はそれ程の水量も無い小さな川であるが、昔から暴れ川と伝えられ、広い遊水地が広がっていた。遊水地の幅は、川幅の10倍以上あったと思…

山の保水力を回復させるには広葉樹林の再生を急ぐべし

以前祖谷の古老が「祖谷には自然は無い。祖谷の山林は全部杉じゃないか。」と語ったと何かで読んだ。古老の言葉通り祖谷で見た山林は悉く杉林だった。針葉樹林の保水力は広葉樹林と比べ遥かに劣ることは良く知られた事実。更にブナ林に覆われた白神山地では…

思慮を欠いた富田メモの扱いを悔やむ

富田氏の奥さんが、久し振りに訪ねて来た日経記者に、懐かしさも手伝って日記の現物と、彼女も読んだことのない輪ゴムで纏められたメモを手渡したと言う(ここ)。冗談じゃない。これが本当なら不見識も甚だしい。日記は個人のもの。何のために渡したのか。…