2006-08-22から1日間の記事一覧

墨俣城のイメージが変わる

戦国期の尾張と美濃の国境が境川であったとすると、墨俣城のイメージがすっかり変わってしまった。木曽川が境だとばかり思っていたので、墨俣は敵地に深く入り込んだ場所と錯覚していたが、本当は国境線である境川を渡ったところ、もしくは国境線の境川の中…

中世美濃と尾張の境界

石野先生の講演資料の中の「中世主要地名分布図」に記載されている地名のうちから、尾張国境の「二木」「市橋」「茜部」がどのような位置であるか調べてみた。幸運なことにこの三つとも現在も地名として残っており、総て境川の右岸に位置している。 中世にお…