高校野球選手権神奈川大会で振り逃げ3ランの珍記録

激戦区の神奈川での準決勝で、東海大相模が横浜を破り決勝進出した。東海大相模が3点を先制し、なおも2死一・三塁、カウント2−2からの5球目、ワンバウンドするスライダーにバッターはスイングを取られ3ストライクの宣告。この場合バッターにタッチするか一塁に触塁しなければならないのに、横浜高ナインはチェンジと錯覚して全員ベンチへ。その時東海大相模の監督が「走れ!」と叫び、一・三塁のランナーは勿論、バッター・ランナーまでもホームイン。横浜高校の大チョンボ。なお、このバッターは巨人原監督の甥で、東海大相模のエース。この試合は原監督も応援していて、伯父の目の前で起きた珍事。
東海大相模は15年前に逆のケースで苦汁をなめ、プロではかって、東映・大毎戦(駒沢)で大毎が満塁三振振り逃げで4点を取ったことがあるそうだ。ルールをしっかりと身につけていないと、こんな失態を犯すことになる。