今治工高環境化学部が染色廃水を微生物で無色・無毒化

愛媛新聞今治工高環境化学部が、『微生物を使い新処理法 染色廃水を無色・無毒化 研究論文で全国最優秀』と題して、研究論文が日本環境化学会の環境保全表彰で「高校環境化学賞」最優秀賞を受賞した旨を報じている。
同部は2006年に染色工場の廃水を微生物で効率的に処理する研究を開始。今治市内外の山や川から採取した土や水から約280種の微生物を分離し、廃水を処理できる細菌などを探し出し、染色廃水の無色・無毒化に有効な処理システムを考案し、論文に纏めた。その論文は完成度の高い研究と評価され、今回の栄誉に輝いた。
同部の研究は化学実験室でビーカーの中で成功したと言うレベルでなく、その成果は染色工場の廃水処理施設でそのまま使えると言う。完成度が高いと評価されたのも当然の優れものらしい。工高レベルでは出色の研究と言えるだろうう。
この件を愛媛新聞は本紙で報じながら、愛媛新聞ONLINEでは見当たらない。何故?