生方解任一転留任のどたばた劇

民主党は生方副幹事長の解任騒動が一転して留任のどたばた劇を演じている。今回の騒動について民主党支持者は、マスゴミが煽り立てただけとか、小沢は解任するつもりなど無かったのにバカウヨの騒ぎ過ぎだの、生方は小沢の度量の広さに救われたなんて言葉が出ている。しかし、解任を撤回し留任となったのも、小沢の鶴の一声で決まったもので、党内で議論があった形跡は無く、民主党は矢張り小沢の独裁政党であること白日の下に晒した。
この騒動で亀井静香は、「うちの連中はしょっちゅう、おれを批判している。それでいちいち首を切ったら、何個首があっても足りない。」と言ったそうだが、どの政党でもどの会社でも普通に見られること。それを一々怪しからん、辞任せよ、解任だと息巻くことが独裁政党と言われる所以で、どこかの共産党そっくりだ。党内で議論も出来ず、一人の人間の意向で左右される体質を根本的に改革出来なければ、民主党は民主主義国家を担うに相応しくない政党と断じる。