石手川ダムの貯水量

一時貯水率が60%を割っていた石手川ダムが、先月60mm程雨が降ったお蔭で貯水量の減少が止まり、今月200mm程降ったら満杯になったばかりか、台風2号の雨で今日は放流を行った。この程度の雨でこの騒ぎということは、石手川ダムが小さいことを示すもの。人口20万人の時に造ったダムだから小さいのは当たり前で、人口が50万人になった今も何とか保っているのは運に恵まれたと言うしかない。だが何時も幸運に恵まれるはずはなく、早く手を打たないと酷い目に遭うのは目に見えているのに、今度の市長も黒瀬ダムからの分水が最善と寝言を言っている。寝言を言うだけでは福島原発の二の舞をするだけと言うことが判らないらしい。平成6年に大渇水に見舞われたのに、まだ切実さが感じられないとは、信じられない鈍さ、お目出度さだ。