米メディアが羽生の演技をこの世のものとは思えない美しさと報道

米メディアが羽生の優勝を祝福し、この世のものとは思えない演技と称賛したらしい。この世のものとは思えないとは物凄い表現だが、事実羽生の演技は次元の違う優雅さがあり、プルシェンコが違う星から来た選手と評したのも頷ける。
五輪が始まる前、羽生が出場すると聞いた時、右脚は大丈夫なのかと心配したが、正直一杯一杯だったようだ。フリー後半のジャンプで2回乱れを見せたのもそのせいだったのだろう。それを最後まで良く持ち堪えたものだ。そのような状態であの高得点を挙げたのも、この世のものとは思えぬ異次元の優雅な演技が齎したものだろう。こんな選手が居ることは本当に素晴らしい。二位になった宇野選手も、常に冷静と言うか、無神経かと思える程気が強いと言うか、攻めの姿勢を失わぬ凄さが有る。誰かが「羽生が居なければ宇野が金を獲る」と言ったそうだが、確かにその力は有る。両者共切磋琢磨して更に伸びて行って欲しい。