今年の箱根駅伝は区間新が続出

 今年は選手の力が飛躍的に上がったのか、天候に恵まれた為か、或は靴が良くなったせいなのか、新記録が続出した。総合新が2チーム、往路新が4チーム、復路新が1チーム、区間新が往路で4区間、復路で3区間、しかも3区、5区で何れも3チーム、10区で2チームが新記録。区間新が出なかったのは3区間のみと言う物凄さ。東海大は往路新、復路新、総合新と素晴らしい成績を出したが、青学が往路の貯金差に物を言わせて総合優勝を成し遂げた。国学院大と東京国際大は往路新で2位、3位に食い込んだが、総合では3位、5位に留まった。選手層の厚さが僅かに及ばなかったのだろう。

 個人では各区で区間新を出した多くの選手の走りは皆素晴らしかったが、中でも3区で牛蒡抜きでトップに踊り出東京国際大のたイエゴン・ヴィンセント・キベット選手と、10区で区間新を出し、チームに初のシード権を齎した創価大の嶋津雄大選手の走りが特に印象に残った。

ゴーン被告海外逃亡

 大晦日にとんでもないニュースが報じられた。元日産の会長ゴーン被告がレバノンに逃亡した。プライベット・ジェットで脱出したらしい。当然地方空港から飛び立ったのだろう。大失策だ。手助けしたのは誰か?どこのどんな組織の仕業か?徹底的に解明する必要が有る。それにしてもいかがわしい組織の暗躍を許すとは、我が国の安全は怪しいものだ。反省を要す。

宇高連絡船今日で終了

 宇高連絡船が今日で終わる。そう聞くと懐かしさが込み上げて来る。本州から四国に行くには、瀬戸大橋が出来るまでは当然のことながら船で瀬戸内海を渡るしか無かった。

 先ず第一は、大阪・神戸から高松や松山を経て、佐田の岬を廻って宇和島へ行く航路。これは確か宿毛まで行っていたと記憶する。昔は宇和島へ行くにはこれしか無く、子供の頃宇和島まで行った覚えが有る。次は宇野と高松を結ぶ宇高連絡船。戦後、かなり早い時期に、急行瀬戸を車両ごと船に積み込んで運び、東京から宇和島まで乗換なしで行けた時期がある。東京から宇和島まで一度利用したことがあり、眠っている間に海を渡り、気が付いたら四国を走っていた。丸一日掛ったが、その時は便利さに驚嘆した。三番目は三原、広島、岩国、柳井などと松山を結ぶ高速艇やフェリー。これらも全部利用したことが有る。

 瀬戸大橋やしまなみ海道などが出来て海運が廃れて来たが、船の便は意外に便利である。これを無くさないさで欲しい。

中村哲さんの棺をガニ大統領が自ら担ぐ

 アフガニスタンの首都カブールの空港で12月7日、中村哲さんの追悼式が行われ、ガニ大統領が軍兵士らと並んでアフガン国旗に覆われた中村さんの棺を担ぎ、多くの功績を残した中村さんを偲んだ。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/tetsu-nakamura-president-ghani_jp_5dec6b15e4b07f6835b3d70a

その模様はテレビでも報じられ、中村哲さんがアフガニスタンに尽くした功績の大きさを偲ばせた。更にアフガニスタンの航空会社が中村さんの肖像画を尾翼に掲げ、追討の意を表している旨の報道もあった。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/nakamura_jp_5dec647fe4b05d1e8a52906b?ncid=other_trending_qeesnbnu0l8&utm_campaign=trending

 これ程アフガニスタンの人々に慕われ、感謝されている中村さんを襲ったのは何故か。宗教上の何かなのか、それとも水利権の縺れでもあったのか、或は現地の勢力争いに巻き込まれたのか、一日も早く理由を知りたいと願う。

 

中村哲さん襲撃され死亡

 アフガニスタンで長年に渡り医療支援や農業支援、灌漑事業の指導をしていらした中村哲医師が、アフガニスタン東部ナンガルハル州ジャララバードで4日、武装勢力に襲撃され亡くなった。中村さんは砂漠に水路を開き、砂漠を農地に転換したことで知られ、2018年にはアフガン政府から勲章を、今年10月には外国人として初めての同国の名誉市民権を授与された方である。そのような方を誰が襲撃したのか。タリバンも日本のNGOは標的にしていないと、中村さんの襲撃を否定している。それは本当だろう。

 中村さんは砂漠に水路を開くに当たり、特筆すべき点は重機などを必要とする最新工法を使わず、日本の古来の河川整備法を採用したことである。日本で古来から使われ、今尚残る工法であれば実績も有り、重機などを必要としないので、何かあっても現地の人達で復旧することが出来る。中村さんはそこまで考えて灌漑事業を指導し、かっては砂漠だった所を立派な農業地帯に変えてしまった。このような人を襲撃するとは気狂いとしか言い様が無い。本当に惜しい方をなくし、無性に腹が立つ。アフガニスタン政府でもタリバンでも良いから、一刻も早く犯人を捕まえて欲しい。

 中村哲医師のご冥福を心より祈る。

湯築城歴史塾を受講して思うこと

 昨日、今年度「湯築城歴史塾」の最終回があり、川岡先生のお話を聴講した。先生にお目に掛るのは1年振り。湯築城のことや、中世伊豫について先生ともっと話したいこと、教えて頂きたい事が一杯有るのだが、その機会がなかなか得られない。

 湯築城一つをとっても、まだまだ解明されていないことが沢山残っている。例えば湯築城が何故あのような形状をしているのか、明確な解答は出ていない。この点についても誰かと議論したいが、その機会が無い。湯築城の変遷についても結論は出ていない。更に湯築城と密接な関係がある道後平野の条里制はいつ、誰が造ったのか、全く不明である。条里制を敷き川の流れを変えると言うことは水利権に関わることなので、強大な権力者が居なければ出来ることではないだろう。道後平野を支配するそのような権力者がいつ存在したのか、それは誰なのか、答えは全然無い。その可能性について一つの仮説を持っているが、議論する場も機会も無いのが残念だ。湯築城跡の保存運動が続いている間ならその機会もあったが、その頃はまだそこまで理解が進んで居なかった。漸くそれらについて思考できるようになった時にはもう場が無い。残念。もう書いて残す気力も無い。仕方ないか。

韓国がGSOMIAの延長を発表とのニュース

 韓国は23日午前0に迫った日韓GSOMIAの失効を停止し、効力の延長を発表したとのニュースが流れた。今一つ、韓国政府が協定と輸出管理厳格化に関し、日韓双方が譲歩を行う案を日本側に提案したと報じている。馬鹿か。我が国の輸出管理強化は差別だと騒ぐが、韓国をホワイト国に入れている国は皆無。それらの国に差別と何故文句を言わないのか。