薄墨桜を見に西法寺へ

今年は西法寺の薄墨桜も開花が例年より一週間近く早く、満開となるのが今日の予想。明日は爆弾低気圧が来るので、その前に見に行くことにした。
今年は花の勢いも良いが、葉っぱは更に勢いが強く、大島桜は葉っぱが花を凌駕する程目立つ。
ご住職が出て来られ、バイオで育てた薄墨桜に案内して下さった。まだ余り公開していないそうだが、夕方テレビ愛媛で放映していたので、書いても差し支えないだろう。今境内には薄墨桜がかなり増えているが、それらは皆接木で育てたもの。接木の場合、台木と接穂が喧嘩することがあるのだそうだが、バイオで育てたものは根から葉の先まで完全な薄墨桜であるので、その心配は全くなく、また接穂が台木の影響で、以前と異なった形質を現す接木変異の心配もない。
バイオで育てた木はまだ3年の若木と言うか幼木だが、一本は健気にも花を一輪咲かせていた。これらの幼木が成長した時こそ、完全な薄墨桜の復活である。その日が待ち遠しいが、天から眺めることになるだろう。