今日は慌てた稀勢の里

稀勢の里は昨日誉めたら途端にばたばた相撲をやらかした。今日は立ち合いは良かったのに、ちょっといなされたら途端にばたばた相撲で豪栄道に押し出されてしまった。稀勢の里は器用な力士ではない。負ける毎にこういう場合にはどうするか、稽古を積み重ねて一つ一つ身につけて行くしかない。今日のようにいなされた場合にはどう対処4するか、身体が覚えるまで稽古を積むのが唯一の道だろう。大器晩成型と気長に見届けよう。
日馬富士琴奨菊に押し切られてもう4敗。この分では今場所も5敗か6敗するだろう。これは横綱の星ではない。引退するしか道は無い。こうなることは我々素人でも予見できたのだから、横綱に推薦した人達の責任と言うべきだろう。余りにも先を見通す目が無さ過ぎる。日馬富士は素晴らしく良いか崩れるかのいずれかで、良い場所が安定して続かないことは、過去の成績が証明している。誰しも総てが100%と言う状態が続くものではない。しかし横綱には少々悪くても滅多に負けない強さが求められる。日馬富士は総てが良くなければ負けが混むのだから横綱にすべきではなかったと思う。大関に置いておけば異色の大関として名を残す存在であったろう。横綱にしたのは大失敗と言われても仕方あるまい。