住民投票資格、外国人を削除 四国中央市素案

今日の愛媛新聞

四国中央市愛媛県内初の制定を進めている自治基本条例の検討委員会会合が13日夜、同市役所であり、素案の住民投票資格から「外国人」を削除することを決めた。
素案は9章32条からなり、住民投票をめぐる条項では、解説部分に「自治の重要な事項に対する住民参加の『究極の形』」と記載。在日韓国・朝鮮人ら特別永住外国人入管法上の許可を受けた永住外国人を含む16歳以上(居住3カ月以上)の住民に発議・投票権を与えるなどの提案をしていた。
 同日の会合には、検討委員約20人が出席。5月下旬から6月末にかけて寄せられたパブリックコメントの件数が報告された。意見は延べ2272件で、このうち外国人投票権に反対するものが2116件、投票・発議資格を「20歳以上の日本国籍者」とする意見が54件あったとした。
 この後、各委員が投票資格について意見表明。「門戸を狭めるべきではない」との意見の一方、「市民の声を重視すれば、見直しはやむを得ない」との意見が多数を占め、「外国人」部分の削除を決めた。

と報じている(ここ)。良かった。