等妙寺旧境内の位置ほぼ判明

Tさんから等妙寺の新聞記事の写しが届いた。その中に旧等妙寺の位置を示す簡単な地図があり、それと国土地理院の地図を突き合わせて、位置をほぼ確認できた。その場所は勾配が比較的緩やかで、伽藍を幾つも配置するだけの広さがある。その近辺でほかには適当な場所が見当たらず、ここしかないと思ったが、旧等妙寺は現寺院から2〜3kmと聞いていたので、現等妙寺とそれほど離れていないの点が疑問だった。新聞記事の図では新・旧の位置はそれほど離れていないので、まず推定した場所は間違っていないだろう。
新聞記事によると、今城能光が修復した曼荼羅図は智光院に寄進されたと記されているが、その智光院は旧等妙寺12坊の一つである。これで謎が二つ解けた。
その一方で、船に乗る時は等妙寺から三間盆地を経て法華津湾に出と述べられており、これが最短コースとある。しかしどう見ても宇和島湾の方が相当に近い。歯長寺との関係で理解する必要があるのか。この点が解せない。
色々な視点から等妙寺を見れるようになったのは収穫。