伊予一刀彫の店「花心」

昨日届いたメルマガ『国際派時事コラム「商社マンに技あり!」』で一刀彫人形師の西川南雲(にしかわ・なうん)師のこと、及び道後商店街の「花心」と言う店のことを知り、早速行って来た。直ぐ近くに居ながら、商店街には滅多に行かないので気が付かなかったのは全く迂闊だった。道後商店街で地域に密着した店は「たぬきのれん」のみだったが、「花心」が出来て二つになった。大いに喜ばしい。
現南雲師は二代目で、初代は道後に生まれ、13歳の時から仏師を志し、仏像彫刻の傍ら一刀彫の技法を用いて木彫人形の創作に取り組んで来られ、これが伊予一刀彫の始まりとのこと。「花心」の一番奥に、初代の手になる仏像が置かれている。店に入って直ぐの所に、第50回 日本民芸公募展で「優秀賞」を受賞した南雲師作「伊予一刀彫 横綱」が置かれている。これは来年の干支の丑で、「横綱」と名づけたのは宇和島の闘牛をイメージしたものであろう。これの写真は「伊予一刀彫 南雲」で見ることが出来る。良い店が出来た。時々見に行こうと思う。