湯築城の桜が貧相になった、館長も同意見

湯築城資料館の前で館長と出会ったので、桜の昔と今の写真を見せ、ここの桜が勢いが無くなり貧相になったと言ったら、館長もそうなんだ、県に幾ら言っても聞いて呉れないとこぼしていた。
中を歩いていたら以前お世話になったS先生ご夫妻と出会った。先生はつい最近東京に行ったので、上野公園の桜を見て来たが、立派ですね。それに較べたらここの桜は貧相ですと仰った。図らずも同じ言葉が出て来たのは、誰しもが感じていることの証拠であろう。
松山城は桜の新しい木を植えるのだそうで、湯築城も何とかして欲しい。国史跡なので難しい問題があるのは判る。そこで、寿命が尽きかけている木を更新することとし、今の木を取り除いたところを発掘調査してはどうか。つまり、調査と更新を同時並行して進めるのだ。これなら文化庁もOKするだろう。だが県は金が無いと言うだろうな。