教育委員会はどこも出鱈目

 大津の中2自殺問題で教育委員会や学校が批判されているが、教育委員会がなってないのは何処も同じらしい。湯築城跡で中世の遺構が発見され、それを守るために1989年9月に「道後湯築城跡を守る県民の会」が結成され、潰そうとする行政に対し13年にわたって保存運動を展開した際にも、県教委は知らぬ顔を決め込み、1999年1月の知事選で知事が交代し、湯築城跡の保存・復元と国史跡に指定するよう申請することが決定してもまだ知らぬ顔。県教委が湯築城跡に関与するのは2001年の半ばから。
 湯築城跡は2002年9月に国史跡に指定され、2006年4月には日本百名城に選定された重要な遺跡である。加戸知事は「湯築城跡をつぶしていたら愛媛県タリバンと同じと批判されるところだった。助かった。」と守る会の保存運動に感謝の意を表明したくらいだ。ところが県教委は保存運動の間知らぬ顔を決め込んだばかりか、やっと関与し出したら今度は守る会を邪魔者扱いする。
教委とはどこもこんな体質なのだろう。湯築城跡に関して県教委のやったことを素っ破抜いてやりたくなる。

参照:湯築城跡保存運動を振り返って