浜松の不発弾処理

こんなに長いこと書かなかったのは、3年前病気で入院した時以来。もともと心覚えの心算だったので気が向いた時に書くのが本来のペース。だから間が空いても構わないのだが、書き留めて置きたいことが有るのに書く気が起きないのは、やはり歳のせいだろう。
さて、今日、浜松市中区JR東海浜松工場で6月に見つかった不発弾を、陸上自衛隊遠州灘海岸へ移送して爆破処理したと報じられた。その不発弾は重量約860kg、長さ約153cm、直径約41cmの砲弾だそうで、こんな大きな砲弾は戦艦の主砲である40サンチ砲弾である。これより大きいのは大和・武蔵の46サンチ砲しかない。これが爆発していたら、浜松工場は大変なことになっていた筈だ。不発だったのは信管が不良だったのだろう(それとも間違えて徹甲弾を撃ち込んだのだろうか)。戦艦が1時間砲撃した時の威力は、B29の500機の爆撃に匹敵すると聞いたことがある。その主砲の砲弾が埋まっていたとはぞっとする話で、何事もなくて本当に良かった。