3月6日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」

3月6日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」の録画を見付け、ダウンロードして観る。司会はやしきたかじん辛坊治郎読売テレビ解説委員)。パネラーは三宅久之金美齢西村眞悟、川崎泰資、デーブ・スペクター 宮崎哲弥桂ざこば遙洋子。ゲストとして東中野修道亜細亜大学法学部教授)が出演。
東中野教授は南京大虐殺の証拠とされる写真200点以上について、出所、撮影者、撮影年月日、初出の説明文等を克明に調べ上げ、その結果事件の証拠となり得るものは一枚も無かったとして、そのうちの数枚について詳細に説明。
一連のやり取りの中で、川崎氏が事件を外電が伝えていると言うと、金美齢氏にいつ、どこの、誰が、どのように伝えたかと突っ込まれ、返答できず無言。更に金美齢氏は、台湾で日本の統治下で政治犯で殺された者は皆無なのに、国民党が入って来た最初の2年間で2万人だったか3万人だったかが殺された。日本人には虐殺の文化はないが、中国人は平気でやると言明。デーブ・スペクター氏は、外人記者が戦闘で死んだ兵士達の写真は撮っているのに、虐殺された市民の死体の写した写真が全然残っていないとすると、虐殺は無かったと考えを翻す場面もあった。
東中野教授はまた、大虐殺の証拠とされている写真が総て証拠とはなり得ないものであることと、大虐殺の有無とは別次元の問題であること。更に、無かったことを証明することは不可能だが、有ったと言うならそれを証明することが必要だと指摘した。これは当然の論理である。
参考:3月6日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」南京動画