1月のスポーツは面白かった

 早くも1月が終わり、今日から2月に入った。歳のせいか日が経つのが一段と速くなった気がする。その1月のスポーツは色々と目を惹く点が多かった。
先ず相撲。琴奨菊が一皮剥けたような相撲で優勝をかち取った。そして今日晴れの結婚式。このまま横綱を手にして欲しい。
 テニスではジョコビッチが一段と強くなった感がある。錦織も進境著しく、特に一番の弱点だったサーブがスピードを増し、コントロールも良くなり、次々と相手を撃破して行ったが、ジョコビッチには全く歯が立たずに敗れた。ジョコビッチは錦織の後、フェデラーとマレーをも圧倒して優勝し、男子テニス界は一強時代に突入した感がする。ジョコビッチは他の選手と較べ、試合への入り方が全く違うようだ。殆どの選手は試合が進むにつれて徐々に調子を上げて行くが、ジョコビッチは最初からエンジンを回転させ、第一セットから相手を圧倒してしまう。錦織もフェデラーもマレーも、第一セットでゲームを僅かしか取れず、やっと調子が上がって来た時は既に遅く、フェデラーが1セットを取っただけで、皆完敗だった。ジョコビッチは今までの選手とタイプが違うようだ。
 サッカーのU23の予選で日本が優勝した。今回の日本代表チームも従来とかなり違う異色のチームだったと思う。先発メンバーを固定せず、ゴールキーパー以外全員を出場させた。そして出た選手が皆活躍した。更に延長に入ってから3点をもぎ取ったり、決勝戦では2点先行されながら後半で3点を挙げて逆転した。何れも従来のチームとかなり違う印象だ。日本サッカーも新時代の扉を開けたのかも知れない。
 女子スキージャンプの高梨沙良ちゃんの活躍も見事と言うほか無い。今7連勝中。こんな成績は想像も出来ない凄さである。
 ジョコビッチウサイン・ボルトは違う星から来た選手だと言った人が居るらしいが、羽生結弦と高梨沙良も同様だ。彼らの活躍が楽しみだ。